■開催日:令和2年6月30日(火曜日) 午後0時00分~午後2時00分
■開催場所:熊本産業展示場(グランメッセ熊本)応接室2
■出席委員:坂本 正 議長、他評議委員6名
代表取締役 二子石 隆一、他役員1名、推進役1名、事務局3名
■欠席委員:0名
■代表取締役あいさつ
代表取締役 二子石隆一より挨拶を行い、その中で、新型コロナウイルス感染症に関し、県の要請に基づき4月17日~5月20日まで休館したこと、4月~6月の予約のキャンセルが多く出ていること、県への財政支援の要望を行っていること、安全、安心なイベント開催に向けて県のチェックリストや業種別ガイドラインに基づき感染防止に努めていることなどについて報告を行った。
■議事
第1号議案「施設及び設備等の使用許可の最終的承認」について
事務局から資料を基に6、7、8月分の施設及び設備等の使用許可申込状況について説明を行った。
説明終了後、議長が質問・意見を求め議案の適否を諮ったところ、全出席評議員から異議なく承認された。
第2号議案「グランメッセ熊本利用規程」及び「利用の手引き」の承認について
総務部長が、キャンセルの取扱いに関する規定の追加について、説明を行った。
説明終了後、議長が質問・意見を求め議案の適否を諮ったところ、議長から今回の改定による影響について質問があり、総務部長が、現在のキャンセルは全て新型コロナウイルス感染拡大防止を理由としたもので、これについては県の方針に基づき全額返金することとされており、今回の取扱いは適用されない旨説明した。その後、全出席評議員から異議なく承認された。
「利用者のトラブル等への対応に関する報告の承認」について
「その他施設及び設備等の提供、使用許可に関する事項」について
上記2件についての議案は、今回はなし。
■報告事項
(1)令和2年4月分、5月分 月次報告について報告を行った。
説明終了後、議長が質問・意見を求めたところ、全出席評議員から意見はなかった。
(2)新型コロナウイルス感染症に係る対応状況について
業務推進役より資料に基づき、報告を行った。
説明終了後、議長が質問・意見を求めたところ、評議員より休館やキャンセルのため収入がなく経営が厳しい状況にあるが、県からはどのような支援がなされるのかとの質問があり、業務推進役が、予約・キャンセルの状況や毎月の収支等について県に報告しており、それを基に県において対応を検討中である旨説明した。
(3)その他
・次回第91回評議会(令和2年8月)開催の日程について事務局の提案にて8月25日(火曜日)に決定した。
■質疑応答および意見
ウィズコロナ、アフターコロナも踏まえたグランメッセの今後のあり方について、委員から次のような意見が出された。
・ 新型コロナウイルスを契機に、今までのシステムが大きく変わると思われるので、展示場のあり方も考えなければならない。
・ 前例がないことばかりであるが、しっかり備えてやっていかなければならない。
・ 展示場も、実際に来て、見て、触れてということも大事だが、時代がどんどん変わっていくので、先を見据え、インターネット等も活用し、新たなビジネスの種を見つけていかなければならない。
・ 熊本のロケーションを生かし、ビジネス目的だけでなく、エクスカーションと絡めてどう呼び込んでいくかを考える必要がある。呼べる人数が半分になる時に、稼ぐ量を元以上にするためには、いろいろなものを組み合わせなければならない。
・ 5G等が出てくれば情報通信の環境も大きく変わって来るので、どういったインフラを作っていくのか、先読みしていく必要がある。
・ 従来どおりでない、どういうものが提案、提供できるのか、検討していただきたい。