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平成29年度第76回グランメッセ熊本評議会 議事録

最終更新日:

■開催日:平成30年2月23日(金曜日) 午後0時00分~午後1時30分

■開催場所:熊本産業展示場(グランメッセ熊本)応接室2

■出席委員:坂本 正 議長、他評議委員6名

代表取締役 二子石 隆一、他役員1名、推進役1名、事務局3名

■欠席委員:0名


■代表取締役あいさつ

代表取締役 二子石隆一より挨拶を行う。


■議事

 第1号議案

「施設及び設備等の使用許可の最終的承認」について

 事務局から資料を基に2、3、4月分の施設及び設備等の使用許可申込状況について説明を行ったところ、評議員より、前回の評議会で報告があった特定商取引法違反の団体に係る消費者庁からの処分情報の入手方法について質問があり、業務推進役より、マルチ商法と思われる利用者があれば観光物産課を通じて消費生活課に御照会させていただくという事で了解をいただいた旨の説明を行った。その後、全出席評議員から承認された。


 第2号議案

「利用者のトラブル等への対応に関する報告の承認」について

 常務取締役が、事故報告の資料を基に、1月1日から開催されていた「グランメッセみんなのグルメ広場」での事故について報告を行い、今後の対応・対策について説明を行ったところ、議長より、今後も起こり得ることなので気をつけていただきたいとの意見があった。その後、全出席評議員から承認された。


 第3号議案

「イベント支援金等交付の承認」について

 営業企画部長が、提出されたイベント支援金等交付申込書を基に、平成30年3月31日(土曜日)~4月1日(日曜日)に開催される「子育てすくすくこども博2018」に係る支援金交付の承認について、議案書に沿って説明を行ったところ、評議員より、イベント支援金等の交付については、指定管理者自身が営業的な目的で決定できるよう県と協議し、ルールを見直したらどうかとの意見があり、業務推進役より、この支援金制度は、もともと、産業展示場として産業振興に資するイベントを支援しようという主旨で創設されたものが、その後、文化振興に係るイベントが増え、支援金の目的の考え方も変化してきている、との説明を行った。

さらに、議長より、状況が変わる中で目的も変わって来ているのであれば、制度も変える必要があるだろうから、方針を明確にしないといけないと思う。例えば、新しい催事の誘致を目的とする制度に変えた方が良いかもしれない。指定管理なので、県の意向もあるだろうから、産業振興と文化振興とを分け、一定程度は産業振興の方を手厚くするとか整理していただき、それを諮っていただいて見直したらどうか、との意見があった。その後、全出席評議員から承認された。


「その他施設提供、使用許可に関する事項」について

  上記1件についての議案は今回はございません。


■報告事項

 (1)平成29年12月、平成30年1月分 月次報告について報告を行った。


 (2)大規模災害時の避難者受入に関する協議の状況について

業務推進役が、資料に基づき、大規模災害の発生時に当グランメッセにおいてどのように避難者受入を行うべきかという点に関する関係者間の協議の状況について、益城町の副町長から県の危機管理防災課に対し、協議参加に関する熊本市への働き掛けについて要請が行われ、町の危機管理課と県の危機管理防災課、観光物産課の担当者間で協議が実施されたこと。

また、グランメッセの指定管理者として、所管課である観光物産課を通じて県庁内の関係四課(人事課、危機管理防災課、健康福祉政策課、観光物産課)間の調整をお願いしていること。

さらに益城町からは、町が再び被災した場合に備え、グランメッセの駐車場を「緊急避難場所」に指定し、避難者の救援に必要なマンパワーについては県や熊本市、そして指定管理者である産文振にも支援を求めたい、との意向が示されたことについて、報告・説明を行った。

その後、益城町長である評議員より、地震の時にはグランメッセには多くの車が来て、どこが支援を行うか協議していなかったので混乱した末に町で対応したが、益城町の方も総合体育館や小学校など職員全員を張り付けていたので、もしグランメッセの建物の中に避難者を受け入れていたら対応できなかったかも知れない。対応は、設置者である県と指定管理者である産文振の方で決められ、町も一緒になってやって行く事になるとは思うが、気になっている事が二点ある。

一点目は、他の県有施設の対応は、県と指定管理者の間でどうされたのか。熊本市等の関与はどうだったのか。益城町のように対応されたのか。

二点目は、避難所運営は町が対応しなければならないとは思うが、熊本県としてはどう関わられるのか、との質問があった。

業務推進役より、一点目について、熊本市内の県営施設は、避難所に指定されていなかった県立総合体育館等の施設も、避難者が集まった所は避難所に指定して市の職員を配置し、(物資の配布等の)救援活動が行われたこと。また、総合運動公園のパークドームは被災して中に入れず、陸上競技場は主に熊本市の物資集配所として利用され、避難者の受け入れは殆どなかったと聞いていること。

二点目については、県の指定管理施設における避難者への対応に関する考え方の整理について、現在、県の関係四課での検討をお願いしており、益城町と県の危機管理防災課との協議が始まった状況だと伺っている、との説明を行った。

また、議長より、やっと動き始めた所なので、引き続き宜しくお願いしたいとの意見があった。


■その他

・グランメッセ熊本20周年記念キャッチコピーの選定について

 常務取締役より、グランメッセは平成10年3月に開館し、この3月で丸20年を迎える。既に県民に広く知られている所だが、20周年という節目であるので、改めて県民の皆さんにグランメッセをPRしたいという事で、キャッチコピーを作成する事とした旨の説明を行った。さらに、弊社と関連会社の社員の方々から応募いただいた38作品の中から、社内で5つを選び、7名の評議員と県の担当局・課の3名の計10名による投票によって選定してもらいたいので、評議員の方にこの場で投票をお願いしたいとの説明を行った。(担当局・課の3名には事前に投票いただいた)

その後、投票を行った結果、「~夢の空間~グランメッセ熊本は20周年」が最多得票となり、ライツ関係を調べて最終決定することを報告した。


・評議員の再任について

 代表取締役より、5人の評議員の方々が任期満了となるが、産文振としては、地震からやがて2年を迎えるけれども、年度当初からの本格的な営業はこの4月、2018年度からがスタートであるため、防災や地域の振興等々について十分に理解をいただいている皆様に、引き続き評議員をお願いしたいと再任の要請を行ったところ、5人全員から了承をいただいた。


・次回第77回評議会(平成30年4月)開催の日程について

事務局の提案にて4月27日(金曜日)に決定した。


■質疑応答および意見

上記以外に特になし。

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